「かに」の栄養は疲労回復・生活習慣病予防しかも低カロリーってご存知ですか?
三大カニとして「タラバガニ」「ズワイガニ」「毛ガニ」にがよく知られています。その中でタラバガニはヤドカリの仲間で足を含めると足が8本、ちなみにズワイガニと毛ガニは10本。
なぜカニは茹でると赤くなるのでしょう?カニに含まれる成分がボイルすることで変化し赤く変色します。(アスタキサンチン(抗酸化作用)⇒アスタシン)アスタキサンチンは体内でビタミンAに変化し、がん予防や動脈硬化予防。
「カニ」って実は低カロリー!ダイエットにも
- タラバガニ⇒207カロリー
- ズワイガニ⇒240カロリー
- 毛ガニ⇒415カロリー
- ズワイガニ100g⇒63カロリー
- タラバガニ100g⇒59カロリー
- 毛ガニ100g⇒72カロリー
かには意外にも低カロリー。しかも脂質や炭水化物がほぼ含まれていないので、ダイエット食としても美味しいだけでなくたくさん食べても安心。
でもよいことばかりではなく、アレルギーを起こしやすい食品とも言われています。飲用水と一緒に食べるとお腹が痛くなることがあるとされています。
「かに」って実は低カロリー!かにに含まれる主な栄養成分
- ビタミンB12⇒貧血予防。
- ビタミンE⇒強い抗酸化作用・老化防止など。
- 銅⇒貧血予防。
カニにはタンパク質も含まれています。タンパク質は身体の組織を作るのに必要とされています。カニのタンパク質は牛や豚肉に比べると少なく高たんぱく低脂質。
栄養ドリンクの成分で良くみるタウリンもカニには含まれています。血圧や悪玉コレステロールの減少など、疲労回復や生活習慣病の予防に。
「かに鍋」の種類に合ったの選び方
冬になるとカニが旬になり、食べたくなるカニ鍋。
醤油ベースよりも味噌ベースのカニ鍋がうま味を引き出すようです。
『カニ鍋』の美味しい食べ方とは?
まず、みそ鍋の作り方は?だし汁(昆布だし)に、酒、みりん、味噌、バター、カニ味噌でスープベースを作り、お好みの野菜とホタテやあさりなどの海鮮入れると味が濃厚に。
カニ鍋のしめは卵でとじネギをのせてカニ雑炊。カニ鍋に適しているのはタラバガニ。
タラバガニは鍋に入れてもうま味成分が比較的抜けにくいです。
スワイガニは鍋の中に入れるとカニ自体の豊富なうま味成分が抜けてしまいますがそのスープで作るカニ雑炊には適しています。
毛ガニは鍋に入れると溶けてしまいます。毛ガニはカニ味噌を味わって食すのがいいでしょう。
冷凍「カニ」の解凍法
電子レンジはNG。室温ではなく冷蔵庫で解凍します。
- タラバガニ、毛ガニは24時間程度。
- スワイガニは18時間程度。
解凍時間は大きさによっても時間が異なる場合があります。
冷蔵庫での解凍は乾燥しやすいのでキッチンペーパーで包み甲羅を下向きにして水切パットに入れニール袋入れると万全。再解凍は味が低下するのでカニ足などは食べる分だけ解凍。
かには美味しいだけじゃなく、たくさん食べても低カロリーで、身体の健康や予防にも良い影響を及ぼしてくれるようですね。
ただ、美味しいからと食べ過ぎには気をつけてください。ほどほどにお腹にやさしい目安は腹八分目です。